野菜は収穫後から劣化が進みやすいため、輸送中の温度や湿度管理が非常に重要です。
鮮度を保つ方法を把握しておくと、よりおいしい状態で野菜を輸送できるでしょう。
そこでこの記事では、輸送時に野菜の鮮度を保つ方法について解説します。
▼輸送時に野菜の鮮度を保つ方法
■夏場は冷蔵で輸送する
気温が高くなる夏場は、野菜が腐敗しやすく鮮度の低下も早いため、冷蔵輸送が基本です。
冷蔵トラックを使用すると、低温状態を保ちながら運搬でき、野菜の呼吸速度や水分の蒸発を抑えられます。
葉物や果菜類の品質維持にとって、冷蔵での輸送は特に重要です。
■冷蔵の場合は空気を入れてポリ袋で密閉する
冷蔵で輸送する際は、野菜をポリ袋に入れて軽く密閉すると、乾燥を防ぎつつ、袋内に適度な湿度を保てます。
完全に真空状態にするのではなく、空気を含ませた状態で封をすることで、野菜が押しつぶされるのを防ぎ、呼吸も妨げません。
■常温で輸送する場合は密閉しない
一部の野菜は、常温輸送でも品質を保ちやすいです。
しかし、常温で輸送する場合は密閉を避けましょう。
常温状態では野菜が呼吸する頻度も増えるため、冷蔵状態のように密封すると酸欠状態になってしまいます。
通気性のよい素材の袋やコンテナを使用し、風通しをよくして輸送すると、鮮度を保ちやすいです。
▼まとめ
輸送時に野菜の鮮度を保つ方法は、以下の3つです。
・夏場は冷蔵で輸送する
・冷蔵の場合は空気を入れてポリ袋で密閉する
・常温で輸送する場合は密閉しない
輸送の工程で工夫することで、野菜を良質な状態で保ちやすくなるでしょう。
北西部群馬の『株式会社中尾将園』では、キャベツや白菜の栽培を行っています。
鮮度の高い野菜を仕入れたいとお考えの方は、いつでもご連絡ください。
野菜を輸送する時の流れは?